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ソウルの美味2 テンジャンビビンパプ

「ソウルの美味」2回目の今回は、テンジャンビビンパプです。テンジャンとは、韓国のお味噌のこと。ビビンパプは、普通はナムル(野菜のおひたしのようなもの)を温かいゴハンの上に載せた食べ物ですが、もともとは「混ぜゴハン」の意味。この2つが合わさった名前の「テンジャンビビンパプ」、一体どんな食べ物なんでしょう?

わたし達が行ったのは、チョンノ(鍾路)にある「テンジャンイェスルカァスル」。ちょっと昔らしい風情の建物の中は、意外や若いお客さんでにぎわっています。ここのお店には、ほかにも一品メニューがありますが、訪れる人のお目当ては、やはりテンジャンビビンパプです。

豆腐が入ったテンジャンチゲ(韓国の味噌汁)と、籠にはニラやエゴマなど、数種類の葉っぱを刻んだものと大きな青唐辛子が山盛りで出てきます。白い大きな器には麦飯が入っています。ほかに、あっさりしたスープや、おかずがいくつか来ます。おかずや麦飯はおかわり出来ます。

どうやって食べるかといいますと、まずは葉っぱを麦飯の上にたっぷり載せます。次に、その上からテンジャンをかけて、ぐるぐる混ぜます。テンジャンの味が麦飯全体に行きわたるように、よく混ぜましょう。さあ、いただきます!

テンジャンのちょっとピリッとした味と、野菜のシャキシャキ感がマッチしていていて、いくらでも食べられそうです。ゴハンも白米ではなく、麦飯というところが、いかにも飾り気のない食事という感じがして、いい感じ。疲れた胃にもとても優しい味ですし、辛いものに飽きたときは、ぜひチャレンジしてみてください。おすすめです。

次回は、カルビタンのお店(絶品!)をご紹介します。


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